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寒天の基礎とゼラチンとの違い

寒天の80%以上が食物繊維です。寒天に含まれる豊富な食物繊維は、排便をスムーズにして便秘を改善します。寒天は、この他にも血糖値の上昇を抑えたりコレステロールを低下させる作用があると言われています。

寒天の食物繊維が胃酸で分解されるとアガロオリゴ糖という物質になります。このアガロオリゴ糖にはがん細胞の成長を防ぐ作用や抗酸化作用があると言われています。また、寒天はカルシウムも豊富で、骨や歯を丈夫する作用や、目や脳の健康を保つ働きがあります。

<ゼラチンとの違い>

寒天はテングサなどの紅藻類を原料として作られていて、植物多糖類です。0.5%濃度で35℃程度でも固まります。寒天の成分は熱水80℃から90℃に加温しない限り、水中に溶け出すことはありません。

一方、ゼラチンは動物の皮膚、腱、骨などの結合組織の主成分であるコラーゲンから人為的に作られているたんぱく質です。2%以上では室温で固まります。しかし33℃になるとたとえ10%濃度でも水中に溶け出します。ゼラチンは100gあたり約338Calあります。たんぱく質が主成分であり、脂質は含まれません。

食材豆知識 黒豆・黒ごま・葛粉

今回ご紹介した『黒豆&黒ゴマのベジタリアンパテレシピへ『黒ごま&葛粉の手作りごま豆腐レシピへで主に使用した食材の豆知識をご紹介します。● 黒豆(くろまめ) ●

疲労回復、リウマチ、関節炎、湿疹、神経性皮膚炎などによく、利尿作用、解毒効果も高い。肥満、老化、動脈硬化をおさえるサポニン、自律神経の働きを改善して、発ガンや動脈硬化を抑えるイソフラボノイドが多く含まれる。

 

● 黒ごま(くろごま) ●

漢方薬にも指定されている。黒ごまに含まれるビタミンEは、抹消血行障害の改善、動脈硬化、心臓病の予防、頭髪を黒くする作用があるといわれている。また、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、コレステロールを除去するといわれる。良質のたんぱく質、疲労回復に効果があるビタミンB群、貧血に効くとされる鉄・銅、強壮作用がある亜鉛、骨・歯を強くするカルシウムも豊富に含まれている。ゴマリグナンという物質の抗酸化作用により、肝臓病や二日酔いの予防改善に効果があることも知られている。

 

● 葛粉(くずこ) ●

くずは日本各地の山野にみられる、つる性植物で、秋の七草ひとつでもある。葛粉は葛の根からとれるでんぷんである。葛粉には解熱作用や血行をよくする作用があるといわれている。また、葛の根を干したものは葛根といい、風薬に利用されている。

発芽玄米と黒米のまめ知識

● 発芽玄米 ●

 発芽玄米は健康によい玄米をいかに食べやすくするかという観点から生み出されたそうです。玄米は米ぬかと胚芽を含み、栄養的にはすぐれているのですが、糠くさい、固い、炊飯しにくいなどの欠点があるからです。

発芽玄米の作り方は簡単なそうで、玄米を20℃から30℃の温水に1?2晩漬け、胚芽からわずかに芽がでた状態にし、胚芽から0.5mm程度に芽が出始めた状態でとめるのだそうです。発芽玄米は発芽により活性化される酵素の働きにより、外皮が柔らかくなり、γ‐アミノ酪酸(ギャバ)のような機能性成分が増えるので、栄養学的にもすぐれており、さらに白米と一緒に炊飯できるという利便性も備えています。

ギャバの機能としてはご存知のとおり、精神安定作用、血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制作用、大腸がん抑制作用、腎機能・肝機能改善作用、肥満防止作用などが報告されています。

● 黒米 ●

 タイ、ベトナムが原産国。中国では、元気を湧き立たせる、内分泌を高める、脳髄を満たし、肌を潤わす効果のあるもっとも大切な食物とされていました。歴代の皇帝が長寿食として、皇帝の庭でつくらせていたといわれています。 

栄養学的には、ミネラル、たんぱく質、鉄分が豊富に含まれています。増血食で貧血やめまいに効果があるといわれ、また白髪を黒髪に変えるともいわれています。お米に混ぜて炊くほか、お粥にしたり、おしるこのように甘く煮て食べるとおいしいです。